誰でもできる!!公共工事用積算ソフトの決定版|『ATLUS NEXT』コンピュータシステム研究所〈PR〉

建設トピックス

“入札に勝つ”ためのデータを提供します――。株式会社コンピュータシステム研究所が製造・販売する土木積算システム『ATLUS NEXT』は、公共工事の落札確率を向上するシステムとして、多くのユーザーに支持されています。「建設業界に役立ちたい」という信念でシステム開発に取り組んできた同社の思いや商品の魅力について、土木事業部関東支社東京営業所長の住吉純司(すみよし・じゅんじ)氏に語っていただきました。


 

『積算アシスト』機能で積算の精度を高める!

『ATLUS NEXT』は、1994年に販売を開始した土木積算システム『ATLUS』シリーズの最新版。同シリーズではこれまで長年にわたり、落札後の金入り設計書を入手して、発注者ごとに異なる独自の計算ルールを把握したり、毎月変わる資材単価を調査したり、そうした地道な活動によって同社が導き出した“入札に勝つためのデータ”や“発注者ごとの積算のコツ・ノウハウ”を提供し続けてきました。

2022年12月に発売した『ATLUS NEXT』は、PDFやExcelデータなど電子形式の設計書だけでなく、文字情報のない画像形式の設計書もシステムに取り込んで積算を行うことができるのが特徴です。また、蓄積した過去の積算情報をもとに、設計書の情報を自動で解析する『積算アシスト』機能を搭載。「この機能により、取り込んだ設計書から工事件名や積算条件などを自動設定して内訳書を作成でき、積算の精度を高めます」と住吉氏は胸を張ります。


取り込んだ設計書の情報を自動解析する『積算アシスト』機能を搭載

シリーズの旧製品『ATLUS REAL Evo』と比べて、処理スピードの大幅な向上を実現。データベースや仕様、ロジック、画面設計などの変更、そして新技術の採用により、画面遷移速度は最大7倍、検索速度は最大10倍、『積算アシスト』機能の速度は最大53倍も向上させることに成功しました。

社内のナレッジをデータ化して共有・継承

『ATLUS NEXT』には同シリーズで初めて搭載した『ナレッジBOX』という機能があります。積算に関するノウハウや知識など、さまざまな情報をクラウドへアップして共有できる機能で、「ベテランの積算担当者が持つ経験や知識もデータ化し、社内で継承できます」(住吉氏)。歩掛ごとに注意点をメモで残すなど、各情報は歩掛と紐づけて管理・共有できるため、違算の原因となるミスの防止にもつながります。

ナレッジを共有することで積算業務の生産性を向上させるほか、人材育成にも活用でき、「初心者でもベテラン担当者と同じように積算を行うことが可能になるため、スキルのばらつきや属人化も防ぎます」と住吉氏。

さらに『ナレッジBOX』では、同社が独自に調査・検証してきた国・都道府県・市町村など発注者ごとの積算のコツやノウハウも公開しています。

同社が持つ豊富な情報を提供する機能は他にも。「『サポートサイト』という機能では、積算基準の改定情報など、地域に特化したさまざまな情報をお伝えしております。ぜひご覧いただき、お客様のお役に立てればと考えております」(住吉氏)

こうしたWEBでの情報提供だけでなく、システムの活用方法を紹介するセミナーを開催するなど、サポート体制が充実しているのも『ATLUS NEXT』の特徴です。住吉氏は「全国に配置した拠点から、地域に密着したサポートをご提供しております。不明点など気軽にご連絡いただければ、経験豊富な専任者による訪問サポートやオンラインでの遠隔サポートで、積算初心者から上級者までバックアップさせていただきます」と説明します。

積算データを他システムと連携させて業務を効率化

さらに、「弊社の強みは『ATLUS NEXT』の積算データを他のシステムと連携できること」と住吉氏。安全管理業務を支援する『SAVIOUR NEXT』や、工事原価管理システム『MARS Evo』という同社製品に積算データを有効活用できるといいます。


『ATLUS NEXT』と安全管理システム『SAVIOUR NEXT』を連携させて積算データを有効活用

『SAVIOUR NEXT』は工事現場の事故を防止するための安全管理システム。リスクアセスメント(現場の危険有害要因を特定し、対策を講じる取り組み)をすばやく正確に行うことができる点などが特徴です。『ATLUS NEXT』と連携させることで、積算データを設計書に近い並びのまま取り込み、危険有害要因を自動で抽出します。

「抽出した1つひとつのリスクは、安全作業手順書や災害・ヒヤリハット事例、関連法規などと連動するので、現場の特性を踏まえた安全資料を簡単に共有することができます。その他、『SAVIOUR NEXT』には多数のイラスト素材を収録しており、安全資料を作成する際に便利にお使いいただけます。CGによるリアルな労災事故映像も見ることができ、新時代の安全教育用コンテンツとして、従業員の安全意識向上に活用できます」(住吉氏)



原価管理システム『MARS Evo』では『ATLUS NEXT』の積算データを活用して実行予算を作成

『MARS Evo』は、実行予算作成・工程管理・日報管理・出来高管理・利益予想を簡単に行うことができる原価管理システムです。

例えば、現場代理人が入力した作業日報から原価情報などをリアルタイムに集計。クラウド経由で共有し、工事部長や経営者らが現場ごとの出来高進捗・原価状況を随時把握することができます。実行予算作成時には、『ATLUS NEXT』の積算データとの連携により入力を省力化、さらに自社単価へ一括変換でき、作業の手間を削減します。

住吉氏は「積算業務・安全管理・原価管理をつなげることで、お客様の業務効率化を推進します」と同社の強みを力強く語ります。

建設業界で“勝ち残る力”をお客様に

コンピュータシステム研究所は1986年の創業以来、「建設業界に役立ちたい」という信念でシステムの開発・提供に取り組んできました。

「現在、建設業界はその需要に対して圧倒的な人材不足の状況にあります。複雑に変化する建設業界へ、現状を維持するための単なるモノを供給するだけではなく、次代を切り拓く革新的ソリューションを創造、提供することが必要と考えています」

そう語る住吉氏は次のように続けます。

「培った技術資産を標準化し、DX(デジタル・トランスフォーメーション)化を加速して、さらにわかりやすく建設業界に提供していくことがこれからのテーマとなります。そのために、業界をリードする技術者集団となり、積算業務だけではなく建設業界の抱えるさまざまな課題解決に貢献していきたいと思います

近年のソフトウェアは、クラウド上でサービスを提供するSaaSと呼ばれる形態が主流と言われています。クラウドで運用することにより、外部とのAPI連携、端末をデータレス化するセキュリティ対策、クラウドAIとの連携、ビッグデータの収集など多くのメリットが考えられます。

そうした中、住吉氏は同社の今後の展望について、まず積算システムのすべての機能をクラウド化して、完全なるSaaSでの運用を目指すとし、「さまざま外部APIやクラウドAIと連携して、自動積算や図面データからの材料の拾い出しをできるようにしたい」と力を込めます。そして「ゆくゆくは、このようにクラウド上で得たビックデータを他の官民ビックデータと結び付け、建設・建築市場のDX化や、さらなる可能性の創出に貢献していきたいと考えています」。

お客様へ“勝ち残る力”を提供する――。同社はこれからもその思いで企業づくりを続けます。

 

『ATLUS NEXT』についての詳細はこちら。

 


【会社概要】
会社名:株式会社コンピュータシステム研究所
本 社:〈仙台本社〉宮城県仙台市青葉区本町2-19-21 TEL:022-302-7204
    〈東京本社〉東京都新宿区四谷三栄町6-1 TEL:03-3350-4591(代表)
代表者:代表取締役 長尾 良幸
事業内容:土木・建築事業関連のコンピュータソフトウェア開発・販売・メンテナンス等
URL:https://www.cstnet.co.jp/

 

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