成果を最大化!未来を支えるクラウド型積算|ビーイング『Gaia Cloud』〈PR〉

建設トピックス

データダウンロード型が主流であった積算システム市場において、クラウドサービスでデータ提供する新世代型積算システム『Gaia Cloud』を2020年にリリースした株式会社ビーイング。積算システム開発メーカーのパイオニア的存在として、常に業界をリードしてきたビーイングが次に見据える未来とは。同社建設営業部第1ブロックマネージャーの小川巧(おがわ・たくみ)氏にお話を伺いました。

より速く、より正確に、流れるような操作性で積算業務を支援

株式会社ビーイングは1984年にコンピュータ関連の販売会社として三重県津市で設立。1987年に初代となる土木工事積算システム『ガイア』の販売を開始しました。以降、 ユーザーの意見や要望を取り入れながら改良を重ねてシリーズ化、工事積算システムの先駆的存在にして常にトップシェアを誇っています。

2020年8月には、クラウドサービスでデータを提供する新世代型積算システム『Gaia Cloud』をリリース。オンプレミス型(データダウンロード型)が主流であった積算システム市場において、クラウド型製品の登場は注目を集めました。

「『Gaia Cloud』は、複雑・高度化する積算業務をより速く、より正確に、流れるような操作性で支援します」と語るのはビーイング建設営業部第1ブロックマネージャーの小川巧氏です。

従来型商品では、積算基準や材料単価といったデータをダウンロードして端末に取り込む必要がありましたが、『Gaia Cloud』ではクラウド上ですべての作業を行えるため、データダウンロードが不要。常に最新のシステムやデータを利用することができます。ログインしてすぐに積算が始められ、あらゆる局面で自動化・高速化を実現しました。その結果、従来型と比べて積算にかかる時間を58%も削減することができるようになったといいます(※ビーイング調べ)。

発注者ごとに異なる当初設計時の積算環境は、それぞれの特性に合わせた設定を自動で行う『発注者マスタ』機能で再現。「設計書を読み込めば、発注者別の単価適用や積算年度、諸経費条件などの重要な積算条件がおおよそ自動設定されるため、オペレーションミスの防止につながります」(小川氏)


『発注者マスタ』機能で、各発注者の当初設計時の積算環境を自動再現

“自動化”はこれだけにとどまりません。『Gaia Cloud』には、シリーズ初となる『全自動積算』モードを搭載。設計書を読み込むだけで、記載された単価・工種等の積算条件を自動解析、単価を確定し工事価格までシームレスに計算できるため、大幅な業務効率化が期待できます。


設計書を読み込むだけで工事価格などを自動で計算できる『全自動積算』モードを搭載

クラウド型のメリットは操作性の面だけではなく運用面にも。個別の工事データだけでなく、単価・歩掛といった積算条件にかかる発注者ごとのデータもクラウド上で管理しているため、端末を入れ替える際にもデータの引き継ぎは必要ありません。

「万が一、お使いのパソコンやサーバーなどのハードウェアが故障しても、ユーザーの重要データはクラウド上に安全に保管されているため、消失を防ぐことができます 。また、複数ライセンスをご契約いただいているお客様にとっては、全端末で最新データをお使いいただけるので、端末ごとの更新データの差異も気にせず利用できます。積算済みデータの共有もクラウド上で容易にでき、ダブルチェックも迅速に行えます」(小川氏)
なお、クラウドサーバーは国内有数企業をはじめ、アメリカ諜報機関のCIAでも導入実績を持つAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)を採用しています。

お客様の“経営課題に直結するモノづくり”という意識

“やさしい積算”、そして“勝てる積算”の実現を目指し、ユーザーの声を取り入れながら進化してきた『Gaia』シリーズ。そこには同社の次のような思いがあると小川氏は話します。

「建設業界にとって工事積算システムは、単なる業務効率化ソフトとしての役割に止まるものではないと私たちは考えています。特に競争入札が大原則の公共工事においては、その熾烈な競争に勝たなければ業界では生き残れません。

そこで、お客様が本来の力を発揮するための支援をするのが積算システムであり、お客様にとっては、いわば“仕事を取るため”の究極のツールとも言えるのではないでしょうか。メーカーとしては、そのようなお客様の“重要な経営課題に直結するモノづくり”をしているんだという意識を強く持ち、開発に取り組んでいます

そこで重要になるのが「精度」だと語る小川氏は、こう続けます。

「公共工事の積算基準は、基本は国が定める基準に基づいていますが、都道府県や市町村などの各発注機関にはそれぞれの“ローカルルール”が付加され、さらに複雑化していくのが一般的です。東京都においても、それは例外ではありません。

私たちは、その1つひとつ違う各発注者の積算基準を理解し、モノだけでなく“ノウハウ”を含めてお客様に提供する必要があると考え、コールセンターの設置はもちろん、全国17カ所に営業拠点を展開し、現地サポート体制の強化にも取り組んでいます

また、正確な積算を行ううえでは、時に経験値が求められることも。複雑な諸条件を理解し、臨機応変に対応する必要があるからこそ、経験の度合いによって、その結果が変わってしまう可能性をはらんでいるのが積算業務です。「そのギャップを埋めるのも積算システムの役割の1つ」と話す小川氏。実際、同社の製品は新人教育ツールとしても広く活用されています。

「『Gaia』シリーズは、直観的に使用できるやさしい操作性と、エリアごとに展開するきめ細やかなサポート体制を掛け合わせて、積算未経験者が最短で一人前になっていただけるツールです。だからこそ、これだけ多くのお客様に支持されているのだと感じています」(小川氏)

IT技術の進化に即したシステム開発で建設業界を支援

積算システムは、膨大なデータを取り扱い、その更新や複雑な計算処理を行うことから、一般的に他の業務用ソフトより「重いシステム」になる傾向があります。そのため、どうしてもパソコンやサーバーなどハードウェアの性能に依存しなければ、安定稼働が難しかったという点を同社は課題に感じていました。

そうした問題意識を背景に誕生したのが、クラウド型の『Gaia Cloud』です。同製品は、設計書の取り込みから計算処理まで、従来型と比べてスピードが向上、安定稼働が実現したことなどが評価され、従来型から切り替えて導入するユーザーが年々増加しているといいます。


クラウド化により、従来型と比べて計算処理スピードも向上し、安定稼働を実現

このように時代のニーズに合わせて進化を続けてきた『Gaia』シリーズ。最後にビーイングの今後の展望を小川氏に伺いました。

「現代のIT技術はさらに進化しており、積算業務でもAI(人工知能)の活用が現実味を帯びてきたものと認識しています。ただ積算業務が完全にAIに取って代わられるのかというとそうではなく、AIはあくまで、オペレーションする“ヒト”のサポートをする、という発想です。

例えばテキスト生成に特化したAIを応用することで、さらに業務効率や積算精度を上げる仕組みを構築できないか、ユーザーがさらに簡素化されたオペレーションでゴールにアプローチできないかなど、より具体的な課題に対して日々研究開発を行っています。これからも時代に即した進化を続け、お客様、そして建設業界全体を支えていくことが弊社の使命だと考えています

『Gaia Cloud』についての詳細はこちら。


【会社概要】
会社名:株式会社ビーイング
本 社:三重県津市桜橋1-312 TEL:059-227-2932
代表者:代表取締役会長 津田 能成
    代表取締役社長 津田 誠
事業内容:土木工事積算システム『Gaia』をはじめとするオリジナルソフトウェアの開発・販売
URL:https://www.beingcorp.co.jp/

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