#23 風通しの良い社風が人材確保につながる〈建設会社会長!? 自称・鬼嫁?奮闘記〉
たまに寒い日もありますが、春になってきましたね!
暖かくなってきたと思ったら花粉に悩まされています…。今年は目と鼻は大丈夫ですが、とにかく顔が痒くて( T_T)
皆様は体調お変わりありませんでしょうか?気温差が大きいので気をつけてくださいませ!
さて今回も弊社のお話を聞いていただけたらと思います。
担い手不足なんのその!従業員が友人や後輩を連れてきてくれます
弊社を一度離れてから2月に戻ってきてくれた従業員が、友達を面接に連れてきてくれました!
聞くと、前職での現場で出会ったそうで、真面目そうな方。その日のうちに腰道具まで作って即採用です^ ^
現場に出るようになってからも期待どおり真面目に仕事をして、よく動いてくれるので他の会社からの評判も良いみたいです(*ノ∀`*)
連れてきてくれた子もすごく真面目な良い子なのですが、また良い子と出会えて感謝しています。
3月に入ってすぐ、今度は中学校卒業予定の子が面接に来てくれました♪
弊社従業員の後輩でもあり、ほとんどの子と話したこともあるようで、タイミング良く出張から帰社した社長(夫)にも同席してもらい、みんなで寄ってたかっての面接に∑(゚Д゚)
受け答えもハキハキと返事をしてくれて、気持ちの良い面接ができました。
その後はみんなお腹が空いていたこともあり、面接した子も連れてラーメン屋さんに行きました^ ^
弊社には「面接後に一緒にご飯を食べた子は辞めない」という謎のジンクス?笑があるので、新年度から頑張ってもらいたいと期待しています♪
今回、立て続けの面接でしたが、気持の良い子ばかりでした。中学卒業予定の彼に関しては、私の娘のひとつ上…
我が子も無事に成長していること、我が子と変わらない年齢の子でも弊社で仕事をしようと思ってくれたことに対して、すごく嬉しい反面、自分の歳を感じました笑
相談できる風通しの良い社風が人材確保につながる
従業員の確保。皆様も大変ご苦労をされていると思います。
弊社では、従業員が友達に声をかけて紹介してくれることがありますが、その場合、紹介者の従業員自身が“弊社にいて感じていること”を伝えさせています。それで興味を持ってくれれば面接をする流れです。
また、従業員たちの人間関係ってすごく大事ですが、面接だけではお互いわからないことだらけなので、まずはありのままを見てもらい、気になることは些細なことでも社長や私に直接連絡してもらうようにしています。
そのうえで、仕事をしていてどうしても合わない人がいる場合はできる限りペアにならないようにするなどの配慮をしています。
やっぱり人と人なので人間関係の悩みは出るだろうし、だけど「誰に相談すればいいのか…」とならないように、
小さい会社だからこそ社長と私に直接相談できる環境を整えておくことで、「辞めたい」と思った場合でも先に連絡をもらって、“今何が嫌なのか” “それに対する解決策はありそうか”を本人と社長・私で相談できるようにしています。
メンバーの入れ替えなどすぐに対応できることはしてあげてから、「辞めるのはまた考えてもらえない?」と伝えると辞めないでいてくれる子が大半です。
私の肌感覚ですが、辞めたいと思う子でも仕事自体は好きで、会社も好きでいてくれてる子は多い気がします。
会社を守るために一人親方・免税事業者との線引きには悩みも
私はというと、みんな出張に行っていて安全書類などの作業も今は落ち着いているので、免税事業者に対してインボイスについて同意の契約書を書いてもらうため、同級生の弁護士の先生に面談をしていただきました\(‘ω’ )/
ほんと、弊社には欠かせない頼りになる先生です! 社長も私も気が荒いのですぐカッとなっちゃうのですが、冷静に対処法を考えてくださるので、社長に言うより先に先生に相談するパターンもあります。笑
インボイスに関しては、弊社宛にも上位会社から「適格請求書発行番号を取得しているか?」と確認のFAXが来たりしています。
免税事業者の方には私たちも仕事を振ってあげたい気持ちはあるのですが、懸念もあって、免税事業者がいるからという理由で弊社が上位会社に跳ねられてしまうことがもしもあったら…
それ以外でも、国土交通省の一人親方のガイドライン等を見るといろいろ問題点も感じています。
厳しいことを言ってしまうようですが、弊社としても適切な能力のある人なら問題はないのですが、そうでなかった場合は困りますし、
やはり弊社の従業員を第一に守ってあげたいので、弊社の仕事に影響が出るようであれば、使ってあげたくても使えないということもあり得ますよね(º̩̩́Дº̩̩̀щ)
そういった場合、他の上位会社に掛け合って応援先を探してあげたりはしますが、見つからなかったらどこまで面倒をみるべきか、というところで悩んでいたこともあり、弁護士の先生に相談を持ちかけました。
実際、やはり“自社の従業員を守りたい” “自社の取引先との関係を壊したくない”となると、申し訳ないですが、ある程度のところで一人親方・免税事業者とは線引きしないといけなくなる時がくるかも…と思い、
今回進めているのは堅苦しい契約っていうわけではないですが、そういう弊社の考えはわかっておいてほしい、という気持ちがあります。
このインボイス制度は10月になって始まってみないとわからないことだらけですが、先手を打っていくことも必要だと感じています。
士業の先生がおられる事業者様は、今一度、先生とお話しされてみると不安要素が解消されると思いますよ♪
悩みは尽きませんが、新年度も頑張っていきたいと思っています( ^ω^ )
今回も長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!
著者:なあ062
関西方面在住。夫が社長を務める鉄筋工事業の会社を20代から一緒に経営。会社では事務・経理・顧問先との打ち合わせ等をこなし、料理や裁縫も得意。介護士の資格も持つ。「会社も家庭もほぼ権力を握ってます(笑)。口も達者な鬼嫁です」(本人談)