建設会社会長!? 自称・鬼嫁?奮闘記19

コラム

大分寒さを感じる様になったと思えば、もう12月。今年もとても早く感じました。
これからインフルエンザと新型コロナが同時流行すると言われてますので、引き続き体調管理していきましょう。

今回も弊社のお話を聞いていただけたらと思います。



弊社のベトナム人実習生1名が失踪してしまった為、またまた機構の方に来ていただき面談しました。
失踪3日程前に機構の方に面談していただき、実習生から転職の意向を確認、その方向で話が進んでいた矢先だったため、機構の方も今回の失踪に関しては責任を感じられていた様子でした。
本人がいないため、作業日報や給与支払書類として事務的な確認をしていただき面談は終了になりました。


円安が仕送り額減! 追い込まれるベトナム人実習生のリアル

何度も来ていただき、良くお話するので色んな会社さんの実習生のお話を教えて下さいました。
このところの円安の影響で、母国に仕送りをしている実習生達もいて、その子達は仕送り額が変わってきてしまい、自分の生活までも危うくなってくるという現状を聞きました。
今までは10万円の送金で済んでいたのが、12万や13万円送金しないと、向こうの国の決めた金額まで届かないとなると、確かに負担になります。
仕送り額を増やすと自身のお小遣いも減りますし、日本も物価が上がったので生活もしづらい状況になりますよね…

そんな状況だと、もちろん他国で実習をしたい! や母国で仕事をしよう! と考える子達も出てきますが、会社にどう説明したら良いかわからない。相談できる環境にない等の問題が出てきて、失踪者が今年はかなり出ている様です。
まだ円安がニュースになった頃だったので、今からさらに失踪者は出るだろうと言われてました。


確かに実習生達の気持ちもわかりますが、順序を踏んでくれないと会社は困りますよね。
まず無事に生きているのかの確認が出来ないのは、すごく不安になります。
弊社の失踪者は今だに、どこで何をしているのかわかりません。
探しようがないのでどうにも出来ないのですが…


増え続ける実習生失踪者、中には1週間以内も!

酷い失踪者だと、入国して一週間以内で失踪してしまったとも聞きました。
入国して2ヶ月ほどは日本語の勉強をしたりする期間なので、会う事すらなく失踪は堪りませんよね。
協会の方、機構の方ともに大変な対応をされていると思います。
面談等多く取り、様子伺いに忙しくされていると感じました。
良い方法があればとは思いますが、会社でしてあげられる事も限りがありますし、何より失踪されてしまうとどうしようもないです。
もう、弊社は失踪者の無事を願いつつ切り替えていかないと! と考えています。


電子化対応は必須!? 他社の事務お手伝いで思うこと

私は自社の業務のほかに、事務代行やグリーンサイト(労務・安全衛生に関する管理書類(通称「グリーンファイル」))を、クラウド上で簡単に作成・提出・確認できるサービス)等、安全書類の整備等をさせていただく機会が多くあります。

そこで、グリーンサイトを担当されていた方が退職し引き継ぎをしていない為、何をどう触れば良いかわからない…と相談がありました。
パソコン画面を見ながらじゃないと、どのページのどんな項目で困っているかが分からないので、テレビ電話でのサービスを提供します。
しかしここでも違うカベが立ちはだかります。画面を通しての説明がとても難しかったり、写して欲しい画面がズレて見えていないのに相手方は見えていると思って質問され、都度「画面を少し上向きしていただけますか?」などと声かけをしたりと、対面でない分手間もかかり大変でした。
大半は何とか解決までこぎつけるのですが、精一杯お手伝いしたい思いとは裏腹に、上手くいかない事も多々ありました。

同業者の方でも、パソコンや機械か苦手な方は苦戦されています。そのため、よく「この書類はどうやって出されたのですか?」と問い合わせ電話もよくあり、都度説明をしています。
共通の下請さんの建設キャリアアップカードのパスワードがわからなくなって、相手方は忙しくされていたので私が対応し、パスワードを変更したりもしました。

ここは持ちつ持たれつで全く気にしませんが、これからもっと電子化していくだろうと感じているので、私も自社の業務の傍ら、他の作業、特に電子化への対応の仕方も覚えないといけないと感じる日々です。


今回も長々と有難う御座いました♪
年の瀬もすぐそこで、皆さま何かと忙しくなりますがお身体には十分に気をつけて下さいませ^ ^



筆者紹介:なあ062さん

関西方面在住、ご主人が社長の鉄筋工事業を20代から一緒に経営。「会社も家庭もほぼ権力を握ってます(笑)。口も達者な鬼嫁です」と話すが、会社では事務・経理・顧問先との打ち合わせ等すべてこなし、料理も裁縫も得意、介護士の資格も持つ『できる女性』の印象。

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