建設会社会長!? 自称・鬼嫁?奮闘記15

コラム

子供達の喜ぶ夏休みがやってきました!
私にとっては大変ですが…
コロナもまた増加してますし、何より暑すぎるのでステイホームな夏休みになりそうです。

今回は三期生のベトナム人実習生が来た事と、実習生を受け入れてから3年目なので、実習生機構より監査に来られたお話を聞いて下さい!



ベトナム実習生2人が来た!! 先ずは生活環境を整える手助けから

6月23日に心待ちにしていた三期生2人が配属されて来ました。
弊社では、作業服や靴は試着してから購入するので早速作業服屋さんに買い出しに行きました!
協会の方に通訳してもらいながら、必要な物を揃えて寮の設備の使い方を教えたり家の近くのスーパーやドラッグストアを車で移動しながら案内したり。住まいでは全室借り上げではないので、賃貸物件に必要以上に穴を開けられないためスポットクーラーを設置してみたりと、生活するのに困らないようひとつひとつ準備します!

買い物に行っている間、私の手が塞がっているのを見て「お手伝いします! 日本語をもっと覚えたいので日本語でお話して下さい」と荷物を持ってくれたり、気配りの出来る子でびっくりしました。
それぞれの国の言葉や文化の違いかはありますが、お互い良い気持ちになれるプラスな言葉をかけられる事が素敵だなと思いました。配属以後、暑い中でもお仕事頑張ってくれています!


実習生受け入れて3年、初めての監査に緊張!

7月に入ってからは、初めての監査でした。
日誌や出勤簿、賃金台帳や有給休暇管理簿の確認は事前に協会の方に不備がないかチェックしていただいたので、書類はスムーズに終わりました。
言葉が完全には通じず、信頼関係もあまりない中で肩をポンっ! と叩いた従業員がいたのですが、実習生からすると怖い事だったみたいで日本人のノリがわからなかったり、言葉が理解出来ていない、文化の違いや信頼関係も関わるからこそボディタッチには注意しないといけないなと思いました。
日本人だと「これ出来る? 頼んだで!」でポンっ! と肩を叩くは、まあわからなくないですよね?

実習生が暴行を受けた岡山県の事件があってから、協会や監査の方々もピリピリしておられるそうですが、異国の違いもあり難しい問題だなと私自身感じました。
お話をする分には、自分の事もたくさん話してくれてすごく嬉しいのですが、距離感の取り方や接し方は長い時間がかかるのかな…と
まずはベトナム人のお得意なサッカーをして距離が縮まれば!笑


協力雇用主登録で保護司にも。前向きに検討してみたいです

そして、弊社はたまたまなのですが保護観察が付いている子や、少年院へ行った子がいます。
出張だと、現地の保護司に変更の手続きをしてもらったりもあります。
そして保護観察・少年院へ行った子は現在更生し、弊社の戦力として頑張ってくれていることもあり、協力雇用主登録こそしてないけど、協力雇用主みたいやん? となり、顧問弁護士の先生に相談すると「協力雇用主に登録して、二人(社長と私)がやる気があるなら、保護司にもなれるよ」と助言をいただき、前向きに考える事になりました!

実際、同じ状況から更生した先輩もいて、見守ってきた私達も何か力になれるのであれば良い事だなと思ったので両方に登録する事にしました。

私達が見てきた従業員達よりも、重大な犯罪の場合も十分あり、更生させられるのかはやってみないとわかりませんが、自分の居場所として会社がある!
そんな気を遣わず本音を言える場所になれるだけでも、その子の気持ちに変化を与える事が出来るかなと。
社長は仕事や社会についての教育と叱り役、私はメンタルケアが得意な方なので二人で関わる事で上手くいけば良いなと思ってます。

こちらはまだ登録申請中なので、実際に進展があればまたの機会にお話させていただいければ嬉しいです。


今回も長々と有難う御座いました。



筆者紹介:なあ062さん

関西方面在住、ご主人が社長の鉄筋工事業を20代から一緒に経営。「会社も家庭もほぼ権力を握ってます(笑)。口も達者な鬼嫁です」と話すが、会社では事務・経理・顧問先との打ち合わせ等すべてこなし、料理も裁縫も得意、介護士の資格も持つ『できる女性』の印象。

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