日本集成材工業協同組合と住友林業が1時間耐火認定梁で新規に大臣認定 【建設メール】

建設トピックス

※下記記事は日本工業経済新聞社運営の「建設メール」で配信された記事の一部を掲載しています。

日本集成材工業協同組合と住友林業が1時間耐火認定梁で新規に大臣認定

(日本集成材工業協同組合 https://www.syuseizai.com/
(住友林業株式会社 https://sfc.jp/

日本集成材工業協同組合(佐々木幸久理事長、日集協)と住友林業(光吉敏郎社長)は2021年10月22日付で、木質ハイブリッド集成材有孔梁で1時間耐火構造の国土交通大臣認定を取得した。

日集協が大臣認定を取得している木質ハイブリッド集成材の1時間耐火認定梁に、住友林業が開発した梁貫通技術を加えて新規認定を受けた。設備配管を貫通できるため、従来と比較して天井高を確保でき、設計の自由度や意匠性が向上する。また、設備配管用のかさ上げ材を設置する必要がなくなることから、建築費全体のコストダウンと汎用性拡大にもつながる見通しだ。

今回取得した認定は、梁の高さ(梁せい)が250~488㎜だが、488㎜を超えるサイズも2022年の大臣認定取得を目指している。

国内の主要集成材メーカーで構成する日集協では、組合員のうち10社が1時間耐火の鉄骨内臓型木質ハイブリッド集成材の製造をはじめ、他の1時間・2時間・3時間耐火の各種木質部材の製造にも取り組んでいる。住友林業では、木質ハイブリッド集成材を用いた建築物を複数手掛けており、規模に関わらず全ての建物で耐火要件を満たした木造化・木質化の需要に広く対応している。

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