#3 熱中症対策。気を使わずに不調を自己申告できる環境を〈建設会社会長!? 自称・鬼嫁?奮闘記〉
どうもお世話になっております。
近年は年々日差しが強くなっている様に感じますね。私は夏の方が好きで、暑いのは耐えられるのですが冬は冬眠したいくらい動きたくありません(笑)
水害も各地で被害が出ておりますので、命を守る行動を心がけていきましょう。
さて今回も私のお話を聞いていただけたら嬉しいです。
現場で問題発生? バックアップのため東奔西走!
ある日、朝子供を小学校前まで送り、家事をしていると社長から電話が!
「先生(みんなが呼ぶあだ名です)が車に図面を忘れてるから、こっち(社長が行っている東又隣市現場)に取りに来て、先生の現場(西へ3つ隣の市)へ持って行って」
との事で1時間弱で社長のいる現場へ。警備員さんに誘導していただき突入! 3分ほどで必要な物を受け取り、そこから1時間30分程走って先生の現場へ配達するという日があったかと思うと、今度はまたまた朝7時30分頃に社長から電話で
「材料が足りないから、資材置き場で結束線とブロックを積んでから現場に配達して」
との事。間違えない様に、FaceTimeで材料を確認してもらって積み込み、これが20kg〜60kgほどの物なので重いんですよね…悲
介護だと自分の体に手を回して捕まってもらえるので60kgくらいなら! と思うのですが、物は持つ所も考えたり出っ張りがあったりで持ちにくく、同じ重さでもより重く感じるのが辛いところです。
日々さまざまな「緊急辞令」が発出されることを考え、事務所にある現場地図を見てナビを入れて配達することにしました。
車の運転は、訪問介護時代1日最高150km 年間3万km以上走っていたので苦になりませんが、私自身、下道は得意な反面、かなりの高速音痴(ナビしても出口間違い、降りてからまた高速に乗ってしまう等)で環状線に乗るとずっと回り続けそうなので、高速道路は嫌いなんです(汗)
そうも言ってられないので、いつもナビに全集中して行きます。
ちなみに、社長は私と逆で下道音痴(案内しているのに曲がる場所を間違えたり、同じ道なのに帰り道で迷う等)なので、社長が高速 私は下道の分担が自然に出来てます。足して2で割れないのが痛いところですが、本当お互いを補う為にいるのかと思います(笑)
こうしてバタバタの日もありますが、たまに現場に行くのはとても楽しいです。私は普段、現場の様子を見る事がないのため、社会勉強させてもらえてます。
今の季節だと、他社の熱中症対策の仕方が見れたりすることも良い所!
熱中症は、どんなに対策をしていても、寝不足や体調不良により軽度の熱中症になる場合もあります。社長に涼しい場所への移動・水分補給・体の冷やす箇所を指示して。。。それでも改善しない場合は、私が現場までお迎えにいき、看病と病院の付き添いをする時もあります。
熱中症対策には体調管理はもちろん、気を使わずに不調を自己申告できる環境も大事。
社長はもちろん、独身の従業員や、宿舎に泊まっている従業員の体調管理は私の仕事だと思っているので、夏場はかなり食事にも気をつけています。
社長の場合、お昼は暑くてご飯が食べられないので麺類をよく食べます。なので、必然的に夜はスタミナ系、体が火照っているので体を冷やす食材をバランスも考えて調理し、睡眠も大切なのでジェルマットの上に寝かせます。夏のビールはとても美味しいみたいですが、アルコールは水分補給にはならないため、ほどほどにするように声かけは欠かせません。
建設業はやはり体が資本なので、自分で出来る対策等もみんなにうるさく言ってます!
こちらが体調の変化に気付いてあげるのが一番ですが、気を使う事なく不調などを自己申告する事も自分の身を守る事に繋がるので、皆様も無理のない様ご自愛くださいませ。
今回も長々とお付き合いありがとうございました。
次回は若年層事業所ならではの悩みもあります! を題にお話させて頂けたらと思います。
筆者紹介:なあ062さん
関西方面在住、ご主人が社長の鉄筋工事業を20代から一緒に経営。「会社も家庭もほぼ権力を握ってます(笑)。口も達者な鬼嫁です」と話すが、会社では事務・経理・顧問先との打ち合わせ等すべてこなし、料理も裁縫も得意、介護士の資格も持つ『できる女性』の印象。