飛島建設グループの建設DXサポート第一弾は福田組と共創 【建設メール】
※下記記事は日本工業経済新聞社運営の「建設メール」で配信された記事の一部を掲載しています。
飛島建設グループの建設DXサポート第一弾は福田組と共創
(飛島建設株式会社 https://www.tobishima.co.jp/)
e-Standビデオ概要図 出典元:プレスリリース
飛島建設(乘京正弘社長、東京都港区)グループが建設現場のIT対応をワンストップで支援する「建設DXトータルサポート事業」の第一弾として、福田組(荒明正紀社長、新潟市中央区)との共創で動画プラットフォームアプリを開発した。安全・衛生管理動画をオーダーメイドでパッケージ化した「e-Standビデオ」として、建設現場での運用を始めた。
同アプリは、建設業界専用の動画プラットフォームとして①紙データ資料の動画化②建設会社・作業所単位の動画管理③スマートフォンやタブレット端末で動画視聴可能④視聴者のログ管理が可能―という4つの特徴がある。現在、現場技術者が安全教育、新規入場教育、衛生教育などは紙ベースの資料を利用して口頭で行うなど多くの時間をかけているが、紙ベースの資料をオーダーメイドで動画データ化し配信することで、業務の効率化につなげる。さらに、建設会社ごとに作成していた同じ内容の資料や動画は、同ビデオを利用すれば全て動画として共有が可能となる。
今後、安全管理や衛生管理に関する現場ごとの個別資料を動画化するとともに、業界共通の動画等は建設会社間の垣根を越えて建設業全体で共創していく。他にも教育動画などを保有・提供する企業と連携し、配信コンテンツの拡充を図る。
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