#32 技能実習生の特定技能移行と採用者の囲い込み 〈建設会社会長!? 自称・鬼嫁?奮闘記〉

経営/マネジメント

1年たつのが早過ぎて頭がついてきてません(p_-)
2024年も楽しく頑張っていきますので、見てくださるとありがたいです!

記事には時差があるのでご了承願います(;_;)

12月、いつもどおりと思っていたんですが、特に変わりなくてもなぜかバタバタするんですよね。
就業規則の内容の確認で、社労士の先生に何度か相談にお伺いしてみたり
年末調整と普通の毎月の書類を税理士の先生に渡すために3回ほどお伺いしてみたり笑
日曜日は子どもたちの試合や発表会で24日まで予定が埋まり、気付けば2023年も残りは数える程度になってました。

今回は外国人技能実習生の面接をしたお話と、今後の実習生への対応などについてお話しできたらと思います。

新たな実習生採用に向けて面接を実施!

12月に入ってすぐ、インドネシア人実習生の面接をしました!

真面目そうな良い子たちで、組合の方が「お仕事関係なく、日本について聞きたいことはありますか?」と聞かれると緊張がほぐれ、
「お肉が美味しいお店は近くにありますか?」「魚釣りが好きなので、釣りにいけるところはありますか?」「近くに日本で有名な場所はありますか?」など
個性あふれる質問が出てきて楽しい時間でした♪

そのうち2人採用することにしたのですが、合格者のみを再度呼んでもらって話しをしたとき、
選ばれると思っていなかったのか最初はガチガチで、合格を伝えた瞬間にニコニコになってました!

日本語はまだ勉強中で通訳が必要でしたが、表情にうそ偽りがないことはわかるので、
純粋に喜んでくれたことが私としてもとてもうれしかったです^ ^

技能実習生の特定技能移行と採用者の囲い込み

面接が終わった後、技能実習生についての今後の対応を組合の方と相談しました。
やはり社内環境(人間関係やプライベートの確保等)の整備に重点的に取り組み、
自社で採用した子を抱え込むのが一番だなという結論になりました。

自社で採用した実習生にはもちろん特定技能へ移行して長く頑張ってもらいたいですし、
一時帰国する際には「家族で母国の美味しいものを食べてきてね」とお金を持たせてあげようと計画しています。

自社の実習生が特定技能に移行するのはプラスなことだと思っていますが、一方で、すでに特定技能になっている子を採用するというのは、今のところ弊社では考えていません。

理由の1つは、他社で実習生だった時の仕事に対する意欲や姿勢がわからないまま採用するのは…と思う点。
技能検定などがあるので、技術面のことはある程度、客観的に知ることができますが、
実習生時代の会社の環境によっては、弊社の仕事のペース(関西なので、社長も仕事となるとせっかちなんです笑)にどこまで適応してもらえるか、正直わかりません。

こういうことを踏まえ、本人が希望する金額(給料)を支払ってもいい、と弊社が思えるかどうか。

技能実習制度に代わる今回の新制度創設で転籍がしやすくなるという点を考えても、
出ていってしまう分には「合わなかったんだな…」と思えますが、
逆に転籍者を採用する場合はしっかりと面談して決めないと、やはり本人たちも他社にいた経験があるからこそ、以前の会社と比べてしまう部分もあると思うんです。
転籍というのは今後、慎重に考えないといけないなと思っています。

そういう点も含めると、やはり弊社が面接して採用し、最初から弊社にいる子に特定技能へ移行してもらって、長く在籍できるようにするのが一番!

賃金で首都圏には到底かなわないのが痛いですが、そこをカバーできるだけの環境づくりと
お金ではない部分でできる限りの待遇(弊社は日本人従業員にも誕生日にプレゼントをしたり、おそろいの作業服を支給して仲間意識を高めたりしてます!)を
これからも、外国人、日本人、分け隔てなく続けていきたいと思います^ ^

先日、ミャンマー人実習生たちは、初めての新幹線での移動があり、興奮しながらも楽しそうに行ってくれました♪(入場券を買ってお見送りしてきました!)
ちゃんと目的地で降りて、テレビ電話をしてくれたので一安心です。
「道案内する!」と先に行っていた日本人の従業員と無事に合流できたことをうれしそうに報告してくれました(^^)
ほんと我が子にしては大きいですが笑 かわいい子たちばかりで、見守る私も楽しいです♪

今後も技能実習生の様子や、近況などをできる限りお伝えしていけたらと思っております。
たまには真面目な回もあり!?

皆様のお役に立つ情報になるか定かではないですが…
懲りずにお付き合いいただければ幸いです。

2024年も良い年にしていきましょう^ ^
皆様のご発展を心よりお祈りいたします。

今回もありがとうございました!

著者:なあ062

関西方面在住。夫が社長を務める鉄筋工事業の会社を20代から一緒に経営。会社では事務・経理・顧問先との打ち合わせ等をこなし、料理や裁縫も得意。介護士の資格も持つ。「会社も家庭もほぼ権力を握ってます(笑)。口も達者な鬼嫁です」(本人談)

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