#31 技能実習制度の廃止と技能実習生の今後 〈建設会社会長!? 自称・鬼嫁?奮闘記〉
もう12月!今年もめっちゃ早かったなと感じてます。
そして温度差の激しさにびっくりな冬です˚▱˚
今までが暖かかった分、急に寒い日がくると差を感じますね。
年の終わりは皆様も何かとお忙しいと思いますので、体調に気をつけながら無理のないようお過ごしください♪
今回は外国人技能実習生の監理をしていただいてる組合の方からお話しがあったことなど、近状をお伝えできたらと思ってます。
技能実習制度の廃止と技能実習生の今後
10月末あたりに、組合の弊社担当さんから電話があり「代表と一緒にお伺いしたいのですが、社長も同席で都合の良い日はありますか?」と言われました。
ただ、その時はちょうど現場でうつされたインフルエンザで社長と住み込みの従業員3人が全滅していたので( ; ; )
私は看病に明け暮れ、「後日連絡します!」と返事をしました。
4人を病院に連れていき、寝かせてから代理で処方箋をもらって、買い物に出かけてゼリーや飲み物を買いあさり、家中を消毒し…という感じでしたが、
私、この34年間インフルエンザにかかったことがないので!笑 ずっとピンピンしてました٩( ᐖ )و
結果、4人で収まりやれやれでした。
気がつくと11月初めで、社長が忙しく時間が取れず、
組合の代表さんも海外出張があるとのことで、11月下旬になってようやくお話しすることができました。
まずは技能実習制度の廃止に伴う、実習生の今後についての説明と、会社負担金が増えるかも…なお話。
制度が変わると転籍がしやすくなるため、確保するにはどういう対策が必要かなどを会議しました。
やはり賃金の高い都市部にお金の面では勝てないので、それ以外の方法で抱きかかえるのが一番だなと決まりました^ ^
それは、社内の環境とお金以外のこと(給与面で昇給などももちろんしますよ)。
弊社だと、全員おそろいで名前入りの作業服を支給したり、
お米・自家栽培の野菜や果物を好きに食べていいようにしていたり、
お金ではないところでしてあげられることをこれからも続けながら、もっと環境を良くできたらなと考えています。
また、他社さんも頭を抱える問題として実習生の寮の整備が挙げられていて、日本人と同様に1人1部屋の確保が必要とのことでした。
外国人実習生用となると賃貸を借りるのがかなり難しい面もあるので、弊社は8部屋の個室を備えた新たな寮を建設することになりそうです。
大掛かりな設備投資になりますが、実習生には特定技能に移行してでも長くいてもらいたいので、しっかり整備しようと思っています\(‘ω’ )/
保護実習生の受け入れへ!
また組合の方から、保護した実習生を預かってくれないかとお話をいただきました。
その子の職種が同じことや、弊社の実習生に対する接し方、組合が我々を信頼してくださっていることなどが理由とのことで、
弊社としてもありがたいお話だと思い、受け入れ条件を満たして準備を整えていきたいなと考えてます。
保護する実習生(仮にA君とします)は、もともと弊社の監理をしてくれている組合の子ではないのですが、
A君と送り出し機関で一緒だった友達(仮にB君)が組合にいて、連絡を取り合っていたそうで、
A君は「配属先で良くない待遇を受けている」とB君に相談していたといいます。
B君は「自分だけでは解決できない」と思い、違う組合の子だけど話を聞いてもらおうと、A君を組合に連れてきた、という流れのようです。
とりあえず話を聞いてみようと、組合の代表や社員さんで3回ほど面談し、
A君も「逃げたいけど、逃げた方が怖い仕打ちを受けるかも…」と限界だったそう…
でも日本で実習は続けたいとのことで、組合で保護しましょうと話が固まったということでした。
組合の方からは「もちろん面接もして決めていただけたら」と言っていただきましたが、弊社は受け入れを前向きに考えています。
派遣されるのはもう少し先になりそうです。
最近は決算が終わり、やれやれと思っていたら年末調整について税理士の先生からお話があり、
申告書を作りながら安全書類の作業もしつつ、早めの大掃除を始めようとゴソゴソしてます。
また年末に向けて忘年会の手配や、我が子たちの学校の説明会、発表会、習い事の試合で、気がつけばすぐに年が明けそうな予感です(O_O)
何かと忙しい12月、車に乗る方はもちろん安全運転と体調にくれぐれもお気をつけてくださいね!
今回もありがとうございました。
著者:なあ062
関西方面在住。夫が社長を務める鉄筋工事業の会社を20代から一緒に経営。会社では事務・経理・顧問先との打ち合わせ等をこなし、料理や裁縫も得意。介護士の資格も持つ。「会社も家庭もほぼ権力を握ってます(笑)。口も達者な鬼嫁です」(本人談)