建設データ提供サービスを利用した入札案件獲得までの流れ

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今回のブログでは架空の企業「KD建設」を設定して、KD建設の社員の人たちが情報収集から落札決定までどのように営業活動を行っているか、その中で弊社商品をどのように活用しているかをご紹介いたします。

企業名 KD建設

所在地 東京都台東区池之端

業務内容 建築一式工事 / 塗装工事 / 吹付工事 / 防水工事 / 仮設工事 / 注入工事 / 内装工事 / その他工事

従業員 55名

それでは営業活動スタート

KD建設の営業マンは1名です。

営業マンの仕事は自社が参加できる案件を探すことからはじまります。

KD建設の1番の狙いは東京都発注の建築工事。あと住宅供給公社の仕事もたくさん実績があるのでしっかり探します。もちろん条件があえば国機関が発注する建築工事も応札しています。過去には国立大学の校舎や、国交省・防衛省・裁判所などの庁舎・宿舎の改修工事を請け負っています。

東京都発注工事に住宅供給公社、国立大学や国交省まで、営業マンが1人で毎日新しい情報を探すのは大変です。KD建設では情報収集にかかる労力を削減するため「入札ネット」を利用し情報収集を行います。

入札ネットの使い方はシンプル。毎日、指定の時間に届くメールを確認するだけです。自分が探している案件の条件を設定し、それに該当する案件がエクセルファイルで届きます。

※入札ネット+αのメール配信機能に添付されるエクセルファイルイメージ

条件設定も細かいところまで設定が可能です。KD建設は東京都の建築工事はA級、国土交通大臣許可だと建築A級、財務省関東地区競争参加資格だと建築B級、経審点は1225点をもっています。このような条件も詳細に1つ1つ設定していくことができます。

※入札ネットのメール配信条件設定画面のサンプル

営業マンが1人で情報を探すには、それぞれのホームぺージへいって一覧の中から自分に必要な情報を探さなければいけません。さらに言えばホームぺージチェックは1回で良いでしょうか?朝イチで情報をアップする発注者もあれば夕方に情報をアップする発注者もあります。

KD建設、狙いの案件きまりました!いよいよ応札金額を決めます。積算担当の人と打合せです。積算ソフトを使いながら金額を積み上げていきますが建築案件はどうしても単価が分からないところが出てきます。そんなときは同じ発注者の過去類似工事の積算資料で勉強です。役所にいって開示請求の手続きをすると2週間程度で資料が手に入ります。

KD建設の営業マンは積算資料の情報収集に「建設資料館」を使います。

※積算支援サービス「建設資料館」トップ画面

建設資料館は、東京都と国土交通省発注の設計書データ約4万件が蓄積されたデータベースサイトです。開示請求は申請から手元に届くまで2週間程度の時間がかかりますが、建設資料館なら必要なときに必要な情報をダウロードするだけです。

そのほかライバル企業の工事成績点を集めている営業マンの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。成績評定書、東京都であれば東京都庁の建設局本局だけに行っていてはだめなのはご存知ですよね、東京都内にある建設事務所へ直接いかなければ手に入りません。例えば、ライバル企業B社さんの直近の実績が第六建設事務所と東部公園事務所、建設局本局だとしたら3カ所に行く必要があります。

建設資料館では4万件超の成績評定書データを収録、必要なときにいつでも情報を得ることができます。

※建設資料館 東京都の成績評定書 検索画面

1つの案件を落札するために建設会社のみなさまは様々な情報を集めて検討を行わなければなりません。関東甲信越に情報収集網を設けているわたしたち建設データに、みなさまの情報収集の一部をお手伝いさせてください!

入札ネットの紹介ページはこちら

建設資料館の紹介ページはこちら

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