企業版ふるさと納税感謝状贈呈式と建設データ社員研修が行われました【高知県室戸市】

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2021年11月19日、企業版ふるさと納税感謝状贈呈式と建設データの社員研修が、高知県室戸市にて行われました。今回の記事では、そのときの様子についてご紹介いたします!







室戸市企業版ふるさと納税感謝状贈呈式が行われました



植田壯一郎市長(写真右)から大野社長(写真左)へ感謝状が贈呈されました。

室戸市では、企業版ふるさと納税活用事業として「室戸ここKARADAプロジェクト」に取り組んでいます。
建設データはこの事業に賛同し、売り上げの一部を寄付いたしました。企業版ふるさと納税感謝状贈呈式が行われ、植田壯一郎市長より感謝状が贈呈されました。


室戸ここKARADAプロジェクトとは

■目的
市民一人ひとりが健康について自らが気付き、考え、健康づくりに積極的に且つ楽しみながら取り組めるよう、また、医療費や介護保険料の抑制につなげられるよう、さらなる環境整備・フレイル予防の推進等を行うことにより、住み慣れた室戸のまちで、自分らしく生きていけるように、生きることを楽しめるように、「世界一健康づくりが楽しめるまちづくり」に取り組みます。
また、「健康」をキーワードにして当市の食材や資源を活かした「ヘルシーメニュー」を開発し、既存の観光コンテンツとあわせて旅行会社等に売り込むことで「ヘルスツーリズム」等の導入を促し、観光入込客数の増加につなげます。

■取組内容
(1)健康プログラム事業
(2)健康ポイント事業
(3)食教育事業
(4)笑いで健康事業
(5)ウォーキングイベント事業


参考:室戸ここKARADAプロジェクト    詳しくは室戸市HPをご覧ください








建設データ社員も植田市長・黒岩副市長と面会し、お話させていただきました。



室戸市建設土木課の方々と「地域建設行政」を学ぶ

今回の研修では、室戸市建設土木課の方々とのディスカッションの場を設けていただき、地域建設行政に携わる方たちの現場の声をお聞きすることができました。

建設データ社員が、建設やまちづくりに関する質問を投げさせていただき、室戸市建設土木課 川﨑課長・同課 上村課長補佐・まちづくり推進課 辻課長に回答をいただきました。


質問1  室戸市における建設行政において、特に力を入れられている事業を教えてください

建設土木課では主に、市道・林道・農道・橋梁・普通河川・漁港・ため池等を管理しています。こういった管理区分において、予算的に大きな割合を占めるものは道路事業です。中でも、橋梁工事については年間2億円以上の予算で、架け替えや修繕を実施しています。

5年毎の橋梁点検や長寿命化計画の策定に伴い、架け替えや修繕の必要な橋梁数が増加し、年々事業費が増大することにより橋梁以外のインフラ整備を圧迫している状況です。担当課としては、管理する施設が多岐にわたっていることから住民要望も多く、各施設に応じて予算を平準化して整備等進めていきたいと考えています。



質問2  室戸市内ではどういった「防災・減災、国土強靭化」の取り組みをしていますか

南海トラフ地震発生時は、沿岸部を奔る国道55号が被災し、陸路を絶たれることにより隣接する市町村と断然され、本市は陸の孤島になると考えられます。現在でも、台風時には高潮・高波の影響によりしばしば国道の通行規制が行われています。

建設土木課が管理する市道や橋梁は、有事の際の避難路としての機能も有しておりますので、こういった整備が防災・減災にもつながると考えます。

また、その他の取り組みとして国や県に対し、沿岸部の越波対策をはじめ、急傾斜地の崩壊対策・海上輸送が可能な港湾の整備などを要望しています。

 



質問3  移住・空き家対策について、現在の状況は室戸市ならではの工夫をお聞かせください

室戸市は、令和3年度では53名の移住が確定しています。空き家情報につきましては、固定資産税の納付書に「空き家バンク」の案内を同封するほか、関西・首都圏にいらっしゃる室戸応援隊の方へも案内を送付しています。さらに需要の高い地区では、各常会長(地区長)や地域の顔役等に空き家提供をお願いし、掘り起こしを行っております。

移住者向けの空き家改修費補助金については、高知県内で一番充実させたことで移住者の空き家購入が増え、そのことにより室戸市への移住に大きくつながっております。

室戸市ならではの工夫としては、移住希望者の前提として「室戸市」がインプットされていないといけないので、室戸市にいる移住成功者を各情報ツール(新聞・広報・雑誌・テレビ・イベント等)でご紹介し、先輩移住者・移住成功者として表に出てもらうことにより、見聞きした移住希望者が「移住」→「室戸市」と紐付けされるよう努めております。

 



質問4  室戸市内で、紹介したい建築・土木構造物は何かありますか

・佐喜浜町都呂津波避難シェルター
・室戸岬灯台
・むろと廃校水族館
・シレストむろと

(上記の4施設の中から「佐喜浜町都呂津波避難シェルター」へご案内していだきましたので、このあと紹介します!)

 



ディスカッションの様子




全国初の津波避難シェルター「佐喜浜町都呂地区津波避難シェルター」を見学





ディスカッション終了後、室戸市まちづくり推進課 福留課長補佐にご案内していただき、「佐喜浜町都呂地区津波避難シェルター」を見学することができました。


佐喜浜町都呂地区津波避難シェルターとは


佐喜浜町都呂地区津波避難シェルターは、全国初の津波避難シェルターです。南海トラフ地震・津波対策の一環として建設されました。

佐喜浜町都呂地区の想定最大津波浸水深は10m。津波の想定到達時間(30cm浸水時)は約16分と非常に速く、高齢者が迅速に避難するのは厳しい環境といえます。同地区住民は約半数が高齢者ということもあり、体力的負担の少ない避難場所が必要とされていました。

また、同地区は崖崩れなど山地災害の危険性も高く、安全な避難路を確保するのが難しいといった課題も抱えていました。こうした状況をふまえて津波避難シェルターが建設されることになり、2016年に完成となりました。海岸に近い崖に本体の横坑(避難スペース)が掘削されており、最奥には高さ23mの立杭が整備されています。




シェルター見学時の様子をお届けします!


初めて見るシェルターに、わたしたちも興味津々です。



いざシェルターの中へ潜入…!
写真では見切れていますが、シェルターの入口前には高さ3.6m(地表部)の緑色の衝突防止杭が3本立っており、津波による漂流物の衝突を防ぐことができます。




管理用扉を開けると、中には水密扉・止水壁(厚さ各40cm)が2重に設置されており、避難者を津波からしっかり守る安全な構造となっています。



扉はかなりの重量感がありました。鍵はついていないので、逃げ遅れてしまった人も外側から入ることができるようになっています。


入口付近には監視カメラが設置されており、モニターで外部の様子を確認することができます。



扉を開けると、幅は3m・長さは約30mの避難スペースが奥に長く広がっています。
こちらは、24時間人が避難待機することを前提につくられているそうです。タワーのように垂直避難する必要もなく、この場所で待機できます。右側は畳になっているのですが、ここでは約70名が待機できるようになっています。



畳には収納スペースがあるので、中には非常用の水などが蓄えられています。




奥にはトイレスペースも広く確保されています。





シェルター最奥には、直径2.5m・高さ約23mの立杭が整備されており、立杭の最上部にたどり着くには長いらせん階段を登ることになります。実際の避難時は、代表者のみ階段を登って外の津波状況などを確認するそうなのですが、今回はせっかくですので全員で登ってみることに…




筋肉痛覚悟で、いざ出陣。





らせん階段の内部です。





階段を最後まで登りきって外に出ました。
背後は崖になっていますので、防護柵で囲まれています。こちらの建屋から、津波の状況や救助者の到着などを確認することができます。





前方の様子はこんな感じです。この高さまで津波が上がってくることはないそうなので、安心して状況を確認することができます。


以上、シェルター見学の様子でした!
室戸市にてシェルターの視察・見学予約を行っているそうですので、興味のある方はお問い合わせいただければと思います。建設データ社員たちも、普段見ることができないシェルターに感動していたようです。



室戸市研修 建設データ社員の感想


故郷、高知県室戸市へ。念願かなって会社の仲間と一緒に帰ることができました。
植田市長様はじめ室戸市役所の皆様には大変お世話になり、心から御礼申し上げます。
ふるさと室戸の一番の誇り、人の温かさを大きく感じた研修でした。感謝状贈呈式、市職員の方とのディスカッション、施設見学と、弊社にとってかけがえのない研修、経験の場になったと確信しています。個人的には『室戸の海』に再会できたことが嬉しく思いました。研修初日の午後に撮影した快晴の下の海(吉良川地区)、地元の先輩からいただいた夕日に圧倒される海(羽根地区)。最高です。(代表取締役 大野)


快晴の下の海(吉良川地区)                   夕日に圧倒される海(羽根地区)


建設データ社員にも一人ずつ感想を聞いてみました。

植田市長、室戸市役所の皆様、今まで体験したことのない経験を沢山することができました。本当にありがとうございました。この歳になって初めてを体感することは滅多にないのですが、人生初づくしで絶対に忘れない研修となりました。初の社員研修で、高知県へ来たことも初めてでした。緊張しましたが市長と直接談話ができたこと、日本初の津波シェルターへの見学、話では聞いていましたが「さわち料理」も初めて目にし、彩りも鮮やかで豪快な盛り付けに思わず写真をパシャリ。新鮮で美味しい料理を沢山堪能することができました。

左から、ボリュームがすごい海老天丼・キンメダイ煮付け・皿鉢(さわち)料理


研修では室戸市役所の皆様に様々ご説明いただき大変勉強になりました。ありがとうございました。
実際に訪問させていただいた室戸海洋深層水アクア・ファーム(室戸市が海洋深層水の研究・事業化を目指すための施設)では、2000mよりも深い海の底から湧昇流に乗り取水管で汲み上げられた深層水を実際に触れさせてもらいました。手を1分もつけていることができないほどの冷たさで、濡れた手は海水特有のべたつきが一切ないなど得難い経験をさせていただきました。職員の方の説明も丁寧でとても分かりやすく勉強になりました。


アクア・ファーム



各地より視察や研修に人が訪れる日本で唯一の津波避難シェルターの内部に入らせていただき、頑強で分厚いドアや外部を確認するための螺旋階段など、写真だけでなく実物を見て、実際に登って、まさに「体感」することができました。周辺住民の方の要望により実装された機能もあると伺い、官民一体となって進めたプロジェクトだとより強く感じます。
この地区のシェルター以外にも多種多様な形態の津波避難施設が整備されており、「所変われば品変わる」ではないですが、地理的条件によって重要視するポイントが変わる防災対策を改めて学ぶことができました。



今回の研修を通じて、市役所の方々から室戸市の防災対策や、思入れが深い建築物の紹介など貴重なお話をお聞きすることが出来ました。また、実際に見学させて頂いた日本で唯一の津波避難シェルターはとても中が広く、今後災害が起こった際の住民の拠り所になっていくんだろうなと感じました。



初めて訪れる土地、初めての研修に少々緊張気味でしたが、室戸市のみなさまが暖かく迎えてくださってとても安心しました。ありがとうございます。室戸市は海と山に囲まれた大自然が広がっており、市全体がパワースポットのようでした。早朝に室戸市内を散歩して、きれいな景色と海風をたっぷり感じてきました。とても贅沢な朝でした。ぜひまた行きたいです!


室戸で朝散歩



今回の研修は、社員全員にとって貴重な経験になったようです。研修を進行してくださった室戸市役所まちづくり推進課 川越さんをはじめ、多くの方々にお世話になり、大変感謝しております。ありがとうございました。

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