建設会社会長!? 自称・鬼嫁?奮闘記12

コラム

過ごしやすい季節になりましたね。
日によっては暑いくらいの日差しの日がありますが皆様はいかがお過ごしですか?
感染対策をしっかりしながら、楽しめる事は適度に楽しめたら1番ですね。

今回は4月からの弊社の様子をお聞きいただけたらと思います。


中学卒業したて、若々しい仲間が誕生しました

3月の下旬に中学校卒業したての子が面接に来てくれました。
うちの子と2歳しか変わらないと思うと、息子みたいで可愛いです。
ぎこちない敬語や、あどけなさの残る笑顔が新鮮だなと面接しながら思いました。

夕飯時、従業員の知り合いの子だった事もあり面接時も一緒にご飯を食べました。
初対面で面接しながら食事する会社って聞いた事ないですよね笑笑
私も初めての経験でしたが、食事をしながらお話するのが1番打ち解けて良いですよ。

そんなこんなで、必要な書類・雇用契約書・年少者承諾書・身元保証書・住民票・健康診断書を預かり、次の日には名簿を作成。年少者承諾書は18歳未満必須なので、現場提出用に住民票と合わせてコピーしまくりました笑

若い彼は、面接から出勤までに2日3日空いたことから、その間に必要な道具等を自分で買い揃えてました。やる気が伝わってきて嬉しい限り。初出勤の日からしっかり頑張ってくれてます。
従業員達も家では下の兄弟がいる子ばかりなので、面倒見も良く、弟的存在で可愛がられてます。
若くパワフルな貴重な人材!これからの成長が楽しみです♪


中卒の新社会人、現場の反応は?

仕事的な面では痛い部分もあり、やはり中卒の新社会人となると、何もわからないので応援先に事前に断られたり…という事もありました。
指導しながらの仕事になってしまうので、誰かが手を取られてしまう事をマイナスに考えられる方もいるそうです。

確かに、工期が迫っている急ぎの現場だと経験者に手伝ってもらいたい!それも十分わかります。
ですが、やはり経験しない事には覚えられない・身につかない・動けないですよね。

育成させる為にはやはり経験で、現場に出るからこそ見て覚えたりが出来るので、こちらとしては積極的に色んな現場に連れて行って、色んな職人さんに揉まれ、良い技を盗んで身につける事を教えてあげたいのですが、応援にいくとなると相手の方がおられるのでその方の判断に任せるしかないので、応援に行けるところが限られたりという事もありました。

せっかくの本人のやる気を無駄にはしたくない、けれど応援先の同業者の方との付き合いもあり無理を言えない場合もあり、社長は段取りに困る日もありました。


CCUS(建設キャリアアップシステム)の申請も広がってます

一方の私は、どこからの情報だったのか、
「お宅の嫁さん、建設キャリアアップの申請詳しいんやろ?ちょっと手伝ってもらえるかな?」と社長に電話連絡が何件もありました。
同業者はツウツウですね笑

建設キャリアアップもこちらではまだチラホラの運用ですが、やはり所持していないと困る現場もあるそうで、申請の仕方がわからない方のサポートをしています。
お話をお聞きすると、写真は鮮明に見えるものを使用して下さいとあったり、アップロードの仕方は合っているのか、必要書類はこれで合っているのか等、登録機関もあるものの平日は仕事で足を運べずに、1人でやってみたがイマイチわからない、といった方が多くいる感想です。

私も自社の登録申請をする際、不備で返ってきた事がありました。
困った時はお互い様。なおかつ私が出来る事であればお手伝いさせてもらいたかったので、名前は知ってるけどお会いした事の無かった方とお話出来る機会が作れ、みんなの現場での様子を教えてもらったりすることもできました。

今回、CCUS申請のお手伝いを通して、普段私は現場に出ない分、他社の方と接する機会が少ないですが、ちょっとした事から顔を合わせるきっかけができて良かったなと思いました。


今回も、長いお話にお付き合いありがとうございました!



筆者紹介:なあ062さん

関西方面在住、ご主人が社長の鉄筋工事業を20代から一緒に経営。「会社も家庭もほぼ権力を握ってます(笑)。口も達者な鬼嫁です」と話すが、会社では事務・経理・顧問先との打ち合わせ等すべてこなし、料理も裁縫も得意、介護士の資格も持つ『できる女性』の印象。

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